感動
昨日、アニメを見て泣いた。
「神のみぞ知るセカイ 女神編」の最終回。
ここではアニメの内容というより、
自分がどのような話・どのような状況で涙を流すか
掘り下げてみる。
泣いた場面の状況は、
ヒロインの一人がバンドのボーカルで、
文化祭のライブで歌っているのだが、
歌の最後で号泣する場面。
その子はライブの前、すごい悲しいことがあった。
ただ、それを表に出さずにずっと耐えていた。
耐えていたんだが、最後の最後に感情が溢れ出す。
歌いながら号泣する。
演出が良かったのもあるが、ここで一緒に泣いてしまった。
書きながら思った。
僕は、このように一人で耐えて耐えて耐えて、
それでも溢れ出る感情に感動するんだろう。
それを物語は目にすることができる。
見てもらうことができるから、このヒロインも少しは救われる。
現実はそうはいかない。
こういう涙は人知れず、
だが多くの場所で流れているのだろう。
だから僕はそれに気づけるように意識している。
気づくことが出来れば、涙を流しているその人は
少しは救われるのではないか
と、希望を抱いて。