えぞしかの日記

日頃考えていることや思ったことを、深掘りしたり整理したり。

「リベラルアーツの学び方」って本が面白そう

家に物が溜まってきたので、本を整理するために

何冊かブックオフで売ってきた。

その時に「リベラルアーツの学び方」という本を見つけたので買ってきた。

 

いろんなことを体系的に学びたいとずっと思ってた。

けど、どうやったらいいかわからなかった。

だから目に入ったのかな。

 

作者は東大卒の元最高裁の方なので、少し感覚がずれてるかも

と思ったが、そうでもなさそう。

まだ「はしがき」しか読んでないけど。

 

そこまでで気になる部分をメモっておく。

 

『「東大をはじめとする官学的な学風の強い大学で、行政・司法官僚を養成し、

彼らに民間を指導させる」といった、明治時代以来推し進め、

先の大戦における敗戦で仕切り直しと修正を行いながらもその基本は

変えてこなかった枠組みに固執していることの問題も、大きい』

 

中の人も自覚してるんだなと少し安心した。

中から変えるのは、やっぱり難しいのかな。。

 

『現代の若者はインターネットからいろいろな情報は得ているが、

それらを統合する核になるような基本的な知識、方法が不足している。

旺盛で幅広い好奇心に欠け、考える力が弱い。

物事の本質をとらえる力、異質なものの間に共通点を見出して

それらを統合する力が弱い。

マニュアル指向で指示されたことはそつなく効率よくこなせるが、

自分で新しいものを作り出すのは苦手。』

 

これは自覚している。

少し記載もあったが、これはすでにものに満ちている時代で育ったから

新しいものより、自分に合ったものを選ぶ時代になっていることが大きいと思う。

自分も仕事で、新入社員でもできるように手順書や考え方など資料化するが、

それを見ちゃうと、手順を考えたりする能力が伸びないというジレンマがある。

PCやスマホ、AIやIOTがインフラ化してきて、それを使用することがメインになると

PCやスマホなどがロストテクノロジーにならないのか、とか考えたりする。

大学の教授とかもお金にならない研究はやりにくかったりするらしいし。

伝統芸能とか職人みたいな形で残るのかもしれないけどね。

 

ちょっとこの本読んでいきます。