えぞしかの日記

日頃考えていることや思ったことを、深掘りしたり整理したり。

手塚治虫「ばるぼら」の読み方

山田玲司ヤングサンデーで山田さんが

手塚治虫の「ばるぼら」という漫画を怖いと表現していた。

僕は読んで普通に面白かったんやけど、

やはり芸術家から見ると違うんだなと思った。

 

僕はSEなんやけど、何を作ればいいかゴールがあるが

芸術家は明確なゴールはない。

表現したいことを表現してそれが売れればお金が入るってだけで、

触れた人に伝わればゴールともいえるが、買ってもらえないと飯が食えない。

「買う買わない」の判断が各個人で違うため、明確なゴールがない。

そういった零から壱を生み出す仕事はアイデアや閃きが重要となり、

ロジックが通じないため、アイデアの源泉(に思われるモノ)が重要になる。

それがないと安心できないからだ。

 

ちょっと待て。

お客の顔を直接見れない仕事は大概ゴールが明確でないから同じなんじゃないか?

つまり大衆を直接相手にする仕事ということだ。

でも最終的にはどの仕事も大体大衆を相手にしている仕事だ。

もちろんSEも。

 

なんか今悩んでることが見えてきた気がした。

お客のために仕事をしたいのに、なぜ会社のことを考えなきゃいけないのか。

そこに今違和感を感じている。

 

あれなんかずれてきている気もする。

疲れてきたのでこの辺で。

後で見直してみよう。

「リベラルアーツの学び方」って本が面白そう

家に物が溜まってきたので、本を整理するために

何冊かブックオフで売ってきた。

その時に「リベラルアーツの学び方」という本を見つけたので買ってきた。

 

いろんなことを体系的に学びたいとずっと思ってた。

けど、どうやったらいいかわからなかった。

だから目に入ったのかな。

 

作者は東大卒の元最高裁の方なので、少し感覚がずれてるかも

と思ったが、そうでもなさそう。

まだ「はしがき」しか読んでないけど。

 

そこまでで気になる部分をメモっておく。

 

『「東大をはじめとする官学的な学風の強い大学で、行政・司法官僚を養成し、

彼らに民間を指導させる」といった、明治時代以来推し進め、

先の大戦における敗戦で仕切り直しと修正を行いながらもその基本は

変えてこなかった枠組みに固執していることの問題も、大きい』

 

中の人も自覚してるんだなと少し安心した。

中から変えるのは、やっぱり難しいのかな。。

 

『現代の若者はインターネットからいろいろな情報は得ているが、

それらを統合する核になるような基本的な知識、方法が不足している。

旺盛で幅広い好奇心に欠け、考える力が弱い。

物事の本質をとらえる力、異質なものの間に共通点を見出して

それらを統合する力が弱い。

マニュアル指向で指示されたことはそつなく効率よくこなせるが、

自分で新しいものを作り出すのは苦手。』

 

これは自覚している。

少し記載もあったが、これはすでにものに満ちている時代で育ったから

新しいものより、自分に合ったものを選ぶ時代になっていることが大きいと思う。

自分も仕事で、新入社員でもできるように手順書や考え方など資料化するが、

それを見ちゃうと、手順を考えたりする能力が伸びないというジレンマがある。

PCやスマホ、AIやIOTがインフラ化してきて、それを使用することがメインになると

PCやスマホなどがロストテクノロジーにならないのか、とか考えたりする。

大学の教授とかもお金にならない研究はやりにくかったりするらしいし。

伝統芸能とか職人みたいな形で残るのかもしれないけどね。

 

ちょっとこの本読んでいきます。

そうだ、ライブ行こう

やっぱり音楽って良いよね。

 

PC壊れて保存してたデータがほとんど吹っ飛んで

何年か聞いてなかったけど、

今の感情関係なく、曲によって感情を変えられる。

 

さらに、やっぱり生で聞く方がいいだろうなという曲が多々ある。

それはその曲に自分の物語とアーティストの物語が重なるからだろう。

 

最近ライブに行ってないから10月はどっかのライブに行こう。

企業の器って思ったより小さいね

病気と闘病の上、もう少しで完治するというほぼ健康体の人が、

社会的に不利になる状況を見てしまった。

 

企業というのはそういったリスクも受け入れられないのかと

がっかりした。

 

会社の利益ためにそういったことに目をつぶることは、

やっぱり嫌。

 

みんなこの辺どう考えてサラリーマンしてるんだろうか。

見て見ぬふりしてるのだろうか。

そしたらフリーのほうが精神的に健康になれるんじゃないだろうか。

知らないのだろうか。

それは幸せなことかもしれない。

 

20代のころはガムシャラに仕事してきたが、

30代になると色々見えてきて、仕事に対する向き合い方を考えるようになった。

もっと自分に合った働き方がある気がする。

 

 

つぎは楽しいことを書こう。

 

自分の感情を大切に

なんか30歳を越えたら、悩みが増えてきた。

 

ちょっと整理したいので、ブログ再開。

 

ちゃんと続けれるように、前よりは楽に。

 

なので、今日はここまで。

 

自分の感情を大切に。

 

感動

昨日、アニメを見て泣いた。

神のみぞ知るセカイ 女神編」の最終回。

ここではアニメの内容というより、

自分がどのような話・どのような状況で涙を流すか

掘り下げてみる。

 

泣いた場面の状況は、

ヒロインの一人がバンドのボーカルで、

文化祭のライブで歌っているのだが、

歌の最後で号泣する場面。

 

その子はライブの前、すごい悲しいことがあった。

ただ、それを表に出さずにずっと耐えていた。

耐えていたんだが、最後の最後に感情が溢れ出す。

歌いながら号泣する。

 

演出が良かったのもあるが、ここで一緒に泣いてしまった。

 

書きながら思った。

僕は、このように一人で耐えて耐えて耐えて、

それでも溢れ出る感情に感動するんだろう。

 

それを物語は目にすることができる。

見てもらうことができるから、このヒロインも少しは救われる。

現実はそうはいかない。

こういう涙は人知れず、

だが多くの場所で流れているのだろう。

だから僕はそれに気づけるように意識している。

気づくことが出来れば、涙を流しているその人は

少しは救われるのではないか

と、希望を抱いて。